古城- 三橋美智也(みはしみちや) 古 城
1959年7月(昭和34年) 作詩:高橋掬太郎 作曲:細川潤一
松風 騒ぐ 丘の上 山丘上,清風在松林中喧嘩著 古城よ独り 何偲ぶ 古城啊!獨自緬懷些什麼? 栄華の夢を 胸に追い 心中追想的是那似夢的榮華 あゝ仰げば佗びし 天守閣 啊!若仰頭彌望,那正是寂寥的天守閣 崩れしままの 石垣に 任其崩塌的石牆 哀れを誘う 病葉(わくらば)や 引人哀傷的枯葉 矢弾(やだま)のあとの ここかしこ 處處是箭和槍彈留下班駁的痕跡 あゝ往古を語る 大手門 啊!細說從前的大手門 甍(いらか)は青く 苔むして 屋脊上佈滿青苔 古城よ独り 何偲ぶ 古城啊!獨自緬懷些什麼? たたずみおれば 身にしみて 若佇立在此,不勝噓唏 あゝ空行く雁の 声悲し 啊!空中飛過的雁聲,淒涼哀傷